マレーシア、ボルネオ島生き物探しの旅

マレーシアのボルネオ島のダナンバレー、世界自然遺産キナバル公園、ムル国立公園などで出会った巨大昆虫やヘンテコな生き物、珍しい生き物、食べ物、旅のエピソードなどを紹介しています。

セミの仲間

ミンミンゼミのようなセミ

2017/11/20

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ミンミンゼミのようなセミ 1998年12月 ダナンバレー  

ミンミンゼミのようなセミ
1998年12月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ 1998年12月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ
1998年12月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ 1998年12月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ
1998年12月 ダナンバレー

 

このセミも夜のトイレにやってきていたものです。

大きさは日本のミンミンゼミくらい。

ダナンバレーのガイドやその上司が、
この日来ていたので聞いてみたところ

CICADA(チカダ)というばかりで、
細かい種名までは全然関知していない模様である。

大きいセミはImperiacl cicada(テイオウゼミ)、
緑色のはGreen Cicada という程度である。

哺乳類や鳥類については種名まで細かく説明してくれるガイドたちも

昆虫類となるとたちまち、知識のレベルが下がってしまうようです。

日本人ならヒグラシやツクツクホウシ、クマゼミ、
アブラゼミ、ニイニイゼミ、くらいなら

あまり虫にはくわしくなくても俳句や短歌を
たしなむ人ならしっていそうである。

ボルネオでは、ガイドという自然観察のプロでも
みんなCICADA(チカダ)ですまされているようである。

ナナフシ類にしても同じくSitck insectの
ひとことでおしまいであった。

ヨーロッパあたりでも一般の人は虫には
無関心だという話も聞いたし、秋の鳴く虫の声を愛でたり、

セミの声で俳句(芭蕉の山寺の一句など)を
読んだりするのはどうやら日本人だけ、なのかもしれないと
この頃になって思う次第です。

ミンミンゼミのようなセミ 2002年5月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ
2002年5月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ 2002年5月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ
2002年5月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ 2002年5月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ
2002年5月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ 2002年5月 ダナンバレー

ミンミンゼミのようなセミ
2002年5月 ダナンバレー

この写真で、よくわかるのが平べったさ。

クマゼミのようなセミ 2002年5月 ダナンバレー

クマゼミのようなセミ
2002年5月 ダナンバレー

 

2002年5月 ダナンバレー【 比較 】クマゼミの仲間、ミンミンゼミより翅は立っており、細身にみえる。

ミンミンゼミくらいの、というタイトルにしてありますが、

大きさ、色、平べったさからいって、
いずれも日本のミンミンゼミの仲間に近いのでは、と思っています。

大きさ、色はわかっていただけると思いますが、
平べったさというのが、私の見た目判定基準のひとつになっています。

日本のセミでいうと、クマゼミよりミンミンゼミのほうが平べったい。

ツクツクホウシよりヒグラシのほうが平べったい、という具合に使います。

クマゼミはミンミンゼミにくらべると翅が立っており、
細身にみえますが、ミンミンはどちらかというと

翅が2枚平面にならべたようになって平べったく見えます。

あと、セミの見分けの大きなポイントとなる鳴き声ですが、
このセミの鳴き声はわかりません。

ガイドに聞いてもセミのことはほとんど知らないということも
わかっているので再度尋ねる気もおきません。

というわけで、セミのことは大きさ、色、平べったさ、
オスの腹弁の形・色、鳴き声、鳴く時間帯、住んでる場所(標高等)、時期などを総合的に
判断しないと、よくわかりません。

大阪市立自然史博物館から出ている「世界のセミ200種」を
見ても、ピタリとあてはまるような種類は見つけられませんでした。

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