ボルネオ島バコ国立公園で出会ったイワサキタテハモドキ
2018/08/23
和名:イワサキタテハモドキ
学名:Junonia hedonia
英名:Brown Pansy
前翅長 30-32㎜くらいの中型のタテハチョウです。
イワサキタテハモドキは、日本の図鑑にも
載ってました。
八重山諸島で散発的に記録あり、1990年西表島で、2011年石垣島で
発生しています。
イワサキは、イワサキクサゼミなどの名前にもある岩崎とたぶん共通で、
岩崎卓爾さんという気象関係のお仕事しながら昆虫なども調べてた方だと思います。
ほかの方のブログも見ると、2017年にも沖縄でイワサキタテハモドキの記録がありますね。
どちらかというと、ジャングルの中よりも、
日当たりのより開けた場所で飛んでいることが
多いような気がします。
タテハ、といいながら、翅を立てて止まることは少なく
写真のように翅を広げて止まることが多いです。
だから、タテハでなくタテハモドキなんでしょうか。
止まったと思って近づくと警戒心が強いのか
けっこう遠くからでもすぐ飛び立ってしまい、
この写真撮るのにも苦労しました。
ボルネオでは、年中繁殖しています。
食草は、キツネノマゴ科のオギノツメ、です。
英語の図鑑では、Acanthaceae(キツネノマゴ科)と書いてあります。
分布は、スンダランドからニューギニアをとおって、オーストラリアまでと
かなり広範囲に分布しています。
ジャングル内の遊歩道 ↓↓↓、こういう道沿いには
イワサキタテハモドキはおらず、
少し開けた日当たりのいい場所になると出てきます。