眼まで緑のミドリゼミ
2017/11/20
ここに掲げたふたつのグループの写真は
色目はだいぶ異なりますが、
眼まで緑のミドリゼミでお尻のあたりの膨らみ具合とか、
大きさとか、脚が緑、翅のふちが褐色なことも似ておりますので
同一種と考えらます。
そしてよくみると、手というか足まで緑色してます。
どこまでも緑であります。
学名はDundubia vaginataといい、
体長42mmでボルネオ全土に分布しているものだとすれば、
話は合いますが、図鑑に載っている死んだ標本では
眼の色が緑色になっておらず、生きた状態では
どんな眼の色をしているかがわからないので、
これまた、わからないままです。
でもお尻の恰好は図鑑の標本写真とそっくりです。
当時のストロボ撮影技術が未熟なため、
かなり緑の色はくすんでいますが、たぶん同じでしょう。
だからといって、種名まではわからないままな状態は一歩もすすんでおりません。