アンフリサスキシタアゲハ Troides amphrysus
2017/11/20
学名:Troides amphrysus 英名:Golden Birdwing
キシタアゲハとは黄 +下 +揚羽です。
後ろ翅が黄色いアゲハのことで、ボルネオ特産のボルネオキシタアゲハというのも
いるようですが、 高い山だけなので、ここではみられません。
初めてボルネオに行ったとき、ロッジに着いてすぐに、
このアゲハが赤い花につぎつぎやってきて
本当に感動したものです。ほかにアカエリトリバネアゲハ、ナガサキアゲハ、
シロオビアゲハなども来ていました。
黒と黄色の翅がいかにも南国風で、楽園というのはここのことだったのか、
と思ったくらいです。
これもオスとメスとはかなり違った翅の模様で別種かと思うほどですが
一緒に飛んでいたりするので、雌雄とわかりました。
アゲハチョウ類は日本では蝶道というのがあって、
林の縁などをつぎつぎにやってくる場所がありますが
ボルネオにも蝶道があるようで、やはりつぎつぎとアゲハチョウ類がやってきました。
しかも、初めて見る大型のチョウばかりなので、
ほんと時間を忘れるという感じで見入っておりました。
でも、当時のフィルムカメラと腕ではなかなかうまく写ってくれず、
比較的ましなのがこれらの写真です。
いまみたいにデジタルでないので、
たくさん撮ってあとから選ぶというわけにはいきません。
1回の旅行で36枚撮りフィルム10本程度しか撮っていません。
いま360枚という枚数なら、ほとんど毎日のように撮っています。
フィルムではおカネがかかってしまうのでそんなにたくさん撮るわけにはいきませんでした。