グヌンムル国立公園で初めてみた蛾 2種
グヌンムル国立公園の外にでる
タイトルはグヌンムル国立公園で、となっていますが、
正確には、公園の外の道路でのできごとです。
グヌンムル国立公園でのゲートは、24時間開いたままなので出入りは自由です。
早朝、散歩のため、公園内のロッジに宿泊していた私は、
ゲートを抜けて、一般道に出ました。
![グヌンムル国立公園ゲートブリッジ](http://borneotabi.info/wp-content/uploads/2018/09/DSCF0519.jpg)
グヌンムル国立公園ゲートブリッジ
トラガのような、ヒトリガのようなガ
そーしたら、クルマにひかれたカエルの死体の上で
なにか動いています。
よく見るとガです。
日本では見たことのない模様です。
死んだカエルの体液を吸っていました。
後ろ翅は、黄色と黒の一松模様、で前翅の先端部は濃い紺色に水色の模様、
根元の方は、黄色と黒のライン上の模様で、まさにトラのようです。
日本にもトラガとかコトラガという種類がいますが、
こちらのガは、かなりトラガに比べると大きめです。
カエルの死体は、日本のヒキガエルくらいの大きさなので
ガの大きさもわかると思います。
翅を広げて止まる仕草は日本のトラガにも似ています。
![トラガの仲間](http://borneotabi.info/wp-content/uploads/2018/09/DSCF1304.jpg)
トラガの仲間
![トラガの仲間](http://borneotabi.info/wp-content/uploads/2018/09/DSCF1311.jpg)
トラガの仲間
ただ、ぱっと見は、日本のヒトリガのような印象を受けましたが、
日本のヒトリガは、翅を屋根型にして止まるので、ちょっと違います。
お腹も、ハチのような黄色と黒のトラ模様です。
![トラガの仲間](http://borneotabi.info/wp-content/uploads/2018/09/DSCF1309.jpg)
トラガの仲間
もう一種のガ 青っぽいヒョウモンチョウのようです
こちらは、動きが速くとてもコンデジでは撮れません。
一眼レフでねらってやっと撮れたのがこの程度です。
さきほどのガとはちょっと違うものの、仲間のようです。
紺色とブルーのだんだら模様で、
後ろ翅の先端内側とお腹の先端だけがオレンジ色という
なかなかおしゃれなガです。
日本のヒョウモンチョウ類を青っぽくしたような感じです。
ひょっとして、さきほどのガのオスとメスでは、
とも考えられますが、いずれにしても
よくわかりません。
マレーシアや、ボルネのチョウの図鑑はいろいろあるし、
私もいくつか持っていますが、蛾の図鑑はみたことが
ありません。
どなたか、ご存知の方がいればおしえていただきたいものです。
![トラガの仲間](http://borneotabi.info/wp-content/uploads/2018/09/IMG_2563.jpg)
トラガの仲間
![トラガの仲間](http://borneotabi.info/wp-content/uploads/2018/09/IMG_2557.jpg)
トラガの仲間
![トラガの仲間](http://borneotabi.info/wp-content/uploads/2018/09/IMG_2560.jpg)
トラガの仲間