クリイロリーフモンキー Presbytis rubicunda
2016/09/06
葉っぱを食べる、栗色のサルです。
サル目オナガザル科
英名:MAROON LANGUR または RED LEAF MONKEY
学名:Presbytis rubicunda
ボルネオ固有種で、
低地から
高原、山、に分布する。
キナバル山の2000メートル近いところまでいる。
ただ、西ボルネオからクチン当たりでの記録はなく、
ほとんどサバ州の東ボルネオでの記録が多い。
頭からお尻までの長さ:440~580mm
尾の長さ:673~800mm
体重:5.5~7Kg
オスの成獣1頭を含む8頭くらいの群れで生活し、
ジャングルの枝から枝を伝って移動する。
若い葉っぱや木の実を食べます。
この写真はダナンバレーの
キャノピーウォークウェイを
こちらが歩こうとしたら、
どこからか現れたクリイロリーフモンキーを
撮ったものです。
ほとんど2足歩行のような
感じで、つり橋の手すりの部分を器用に
伝って歩いてこちらに向かってきました。
地上30メートルくらいはあるであろうつり橋ですが、
すばらしいバランス感覚です。
ぜんぜん左右にブレたりせず、歩いてきます。
つぎの2枚の写真は数秒違いですが、
1匹が突然写っています。
それほどクリイロリーフモンキーの
動きは速いのです。
こちらは別の日のジャングルトレッキング中に
オランウータンかと
一瞬思いましたが、
クリイロリーフモンキーでした。
よく見ると子ザルがしがみついているのが
わかります。
子ザルの頭は栗色では、なく、
白くみえますね。
子供は、動物園でもかわいいですが、
こんな野生の状態で
おかあさんにしがみついているところも
かわいいですね。