テングザル Nasalis larvatus
テングザル
サル目オナガザル科
英名:Proboscis Monkey
学名:Nasalis larvatus
大きさはつぎのとおり。
オス 頭からお尻まで 555~651mm 尾の長さ 674~745mm 体重12~23kg
メス 頭からお尻まで 550~555mm 尾の長さ 570~620mm 体重10kg
食べ物は木の葉、果実、木の枝など
ボルネオ固有種。
ボルネオの生き物ばかりか 観光目玉の代表的存在。
写楽の描いた市川海老蔵のように おおきな鼻が特徴的。

写楽の市川海老蔵
ただ、大きな鼻はオスだけです。
水辺に生えるマングローブの林に住む。
コタキナバルからは クリアス川での
テングザル見学ツアーが 半日コースで多く販売されている。
テングザル探しオプショナルツアー
コタキナバル発のオプショナルツアーは
だいたい以下のような感じです。
13時ころコタキナバル市内ホテルに
迎え、
1時間半ほどドライブして、
船着き場に到着、
そこで、お茶しながら
夕方になったら
ボートに乗って、
テングザル探しに出ます。
テングザルは夕方と朝に
活動するからです。
暗くなって来たら
今度はホタルのいっぱいいる木に
案内されます。
ひととおり見たら、
船着き場に戻り、
クルマでコタキナバル市内に
戻ります。
往復のクルマのなかが
冷房効き過ぎで寒かったのを
今も覚えています。
これは、鼻が小さいのでこどもかメスでしょうか?
ホタル観賞とセットが多い。
ボートに乗って川を移動しながら テングザルを見るのですが、
クリアス川はなぜかちょっと テングザルまでの距離があって 遠いです。
こちらは、大きな鼻と 大きなおなかでオスとわかります。
木の芽を食べていますね。
キナバタンガン川下流
一番近くで見れるのは なんといっても
キナバタンガン川下流のスカウやビリでしょう。
スカウ村など川沿いのロッジに泊まって、
朝、夕とボートクルーズしながら、
テングザルやサイチョウ類、
ときにはゾウ、オランウータンにも出会えます。
ここでもボートに乗って テングザルを観察しますが、
その量と近さに感動します。
川沿いの木から木に飛び移るテングザル、
たまにはジャンプに失敗して 川にドボンする
テングザルが 思う存分楽しめます。
こちらコンデジにて撮影。
まだ、このころは写真の技術が未熟なのと
フィルムカメラだったのでたくさん写真撮れていません。
もう一度行きたいところの筆頭です。
また、 サラワク州のバコ国立公園でも
近くで見れるようなので 一度行ってみたいと 思っています。
ロッカウィ動物園でも見れます。