スカイホテルコタキナバルの裏の川で出会った野鳥たち 2017.2.19
2017/06/15
目次
ハシブトゴイ Nycticorax caledonicus
日本では絶滅したといわれる
ハシブトゴイ 61cm Locally common resident
コウノトリ目サギ科
漢字:嘴太五位
学名:Nycticorax caledonicus
英名:RUFOUS NIGHT HERON
分布:オーストラリアの種が北ボルネオにきている。
南フィリピンのものと共通。
日本では小笠原諸島に生息していたが、
1889年を最後に記録がないので
絶滅したと考えられている。「フィールドガイド日本の野鳥」
こちらは幼鳥です。月と共に写してみました。
カメラを通して目があっちゃいました。
川沿いにある大きなマメ科の木で巣をつくっているようでした。
はづくろいしています。
日が当たるときれいですね。
散歩コースにたたずむ幼鳥
こちらは1メートルくらいに
近づいても逃げない成鳥です。
川の対岸にはハシブトゴイのなる木があります。
クロサギもいます。
クロサギ Egretta sacra
クロサギ 62cm Common resident
コウノトリ目サギ科
漢字:黒鷺
学名:Egretta sacra
英名:PACIFIC REEF EGRET
分布:東インドからオーストラリアと太平洋諸島、北日本。
私は日本では熱海の海岸で一度見た切りです。
やはり、こちらも、川沿いの大きなマメ科の木で
休んでいました。
巣のようなものは確認できませんでした。
ササゴイ Butorides striata
ササゴイ 45cm Common resident and migrant
ペリカン目サギ科ササゴイ属
漢字:笹五位
学名:Butorides striata
英名:STRIATED HERON
分布:世界の熱帯で広く繁殖する。
移動性の亜種 B.s.amurensia は冬になると
アジア大陸から
ボルネオにやってくる。
が、数は多くない。
この鳥は日本では夏鳥ですが、
私は日本では、まだ一度もみたことありません。
やはり、こちらも川沿いの大きなマメ科の木で休んでいます。
羽の表面の白い模様がめだちます。
ゴイサギ Nycticorax nycticorax
ゴイサギ 61cm Local resident
ペリカン目サギ科ゴイサギ属
漢字:五位鷺
学名:Nycticorax nycticorax
英名:BLACK-CROWNED NIGHT HERON
分布:東インドネシアから広い範囲の暖かくて湿潤な地域で繁殖する。
オーストラリアでは、ハシブトゴイと入れ替わる
一部の北方の個体群はボルネオを含む南方にやってくる。
こちらは日本には年中いる留鳥です。
いっとき、毎日のように撮影していました。
やはり大きなマメ科の木で休んでいます。
巣をつくっているようでした。
ダイサギ Ardea alba
Common migrant and local resident
ダイサギ 95cm
コウノトリ目サギ科
漢字:大鷺、
学名:Ardea alba
英名:GREAT EGRET
Common migrant and local resident
分布:インド、中国、日本、からオーストラリア。
北方の個体群は冬、南にくる。
こちらも日本にいるのと同じで、
日本では留鳥です。
カノコバト Streptopelia chinensis
Common resident
カノコバト
30cm
ハト目ハト科
漢字:鹿子鳩
学名:Streptopelia chinensis
英名:SPOTTED DOVE
分布:インド、中国、からマレー半島、
スマトラ、ボルネオ、ジャワ、フィリピン
このハトは日本にはいません。
首元の模様が鹿の子模様にみえることから
和名がカノコバトと、ついたようです。
スズメ Passer montanus
スズメ 14cm Common resident
スズメ目スズメ科スズメ属
漢字:雀
学名: Passer montanus
英名:EURASIAN TREE SPARROW
ボルネオでは1964年に繁殖が確認された。
とBIRD'S OF BORNEOには書いてあります。
ずいぶん、最近になっての話ですね。
日本では昔話や俳句などに出てくるように、
少なくとも江戸時代以前にはいたと
思います。
分布はヨーロッパから東アジア、東南アジア
日本のスズメと一緒です。
ここのコは日本のと同じくらいですが、
市街地で見たコたちは、
なんだか、日焼けしてるのか、
排ガスで汚れてるのか、
ちょっと黒っぽく見えました。
スカイホテルコタキナバルの位置
スカイホテルコタキナバル
スカイホテルコタキナバルはボルネオビスタスイーツホテルと
同じ建物でプールも共用しているようです。
すぐ近くには、サバオリエンタルホテルもあります。
イマーゴショッピングセンターには歩いて行けますが、
通行の激しい通りを渡る必要があります。
ボルネオビスタスイーツホテルは大部屋が多いようで、
家族やグループでの旅行者が対象のようです。
5月29日1泊の値段をエクスペディアで調べたら以下のとおりでした。
スカイホテルコタキナバル 6,281円 朝食付き
ボルネオビスタスイーツホテル 6,080円 朝食なし
サバオリエンタルホテル 4,368円 朝食付き
ホテルは時期によりセールを行いますので、
いつでも、この通りではありません。
エクスペディア
エクスペディア
まとめ
スカイホテルコタキナバルの裏の川でバードウオッチングができます。
2017年2月19日の朝に見られた鳥は以下のとおりです。
日本では絶滅したハシブトゴイ、
クロサギ、ササゴイ、
ゴイサギ、ダイサギ、
カノコバト、スズメです。
スカイホテルコタキナバルは
ボルネオビスタスイーツホテルと同じ建物です。
サバオリエンタルホテルもすぐ近くです。