ボルネオで帽子をなくす
ロッカウィ動物園見学後センターポイントで下ろしてもらい、
まずはメシと食堂にすわったら何か足りない
送ってもらったクルマの中に帽子を忘れてきた。
前回のキナバル公園でRM25で買ったなかなか気に入っていたやつだ。
クルマの降りるドアと反対側に帽子を脱いで置いていたのだろう。
しかし、帽子なしで、明日からダナンバレーの3日間はキツイ。
とりあえず、替りの帽子を買ってきた。
それで買ってきたのがこの帽子、です。
ホテルから現地ツアー会社のオフィスに電話してもらったが、
20:00過ぎているため、すでにクローズである。
オフィスは出ない。
部屋にかえって旅行社の(ご案内)を見ると
XXX-XXXXX(日本語可)と書いてあるではないか。
明日の朝、電話してみたらというので、
翌朝、ヒコーキの関係もあり
6:00過ぎに電話してみるも留守電になっている。
日本語でも機械にむかってしゃべるの大キライなのに、
ましてや英語で用件等をスラスラしゃべれるわけがない。
ダナンバレーに行ってから、また、挑戦してみよう。
ダナンバレーについてから、紙に書いて、
事情を話したら電話をしてくれたが、
今日は土曜日、月曜日まで待ったほうがよいであろうとなった。
オフィスというのに子供が出たり、
ガイドの携帯番号等わかるも、進展はなし。
月曜日になり再度電話をしてもらうが、
ロッカウィ動物園に同行したガイドのブレンディさんは
キナバルに行ってつかまらない、
7月3日の帰る日になってようやく話がついたようである。
何と私がコタキナバル空港にいる時間帯に、
帽子をわざわざもってきてくれるという。
もってきてくれるのはブレンディさんではなく、
ロッカウィへ行ったときのドライバーリンゴさんだという、
だからコタキナバル空港では一度外に出るようにと指示をうける。
ところが、コタキナバル空港の外にも中にもリンゴさんの姿はなく、
なんとなく日は暮れてくるし、
飛行機の時間はせまってくるしで久しぶりに心配な気分になった。
ラハダトゥからの客はみんなタクシーや
お迎えの人とどこかへ消えてしまった。
空港のカウンターに事情を話し、
事務所に電話してもらうが、
事務所の人は「チョット待って」を連発するばかり、
2~3回くりかえし、やっと話のわかる人が出て、
リンゴではなく、スカイさんが行くからと聞こえた。
スカイさんといえば、キナバル山に行ったときのガイドである。
数分後スカイさんが私の帽子をもって登場し、
めでたし、めでたし~となった。
3日間もあんな帽子を保管してくれて、
しかも空港までもってきてくれるなんて
ホントにありがたいことである。
それが、この帽子です。
ということで、ボルネオの人たちには
非常に親切にしていただきました。
ますますボルネオファンになってしまいます。
ボルネオに来て初めてチップを払った。
2012年6月29日(土)~7月3日(水)にかけての出来事でした。