キャノピーウォークウェイ Canopy Walk Way
深い熱帯雨林の森のなかに、木と木との間に
吊り橋のようなものがかかっている。
これをキャノピーウォークウェイといいます。
キャノピーとは樹冠と訳され、
要するに木の上の方のこと。
ここダナンバレーの森には高さが70~80メートルも
ある木がたくさんはえております。
そしてそんな木の真ん中あたり同士を結ぶ
吊り橋なので橋自体の高さは30~40メートルくらいでしょうか。
林道の脇からほとんど垂直に近いような
階段をエッチらおっちら登っていきます。
私は国内の登山でも吊り橋は慣れているので
へっちゃらですが、慣れていない人には相当の恐怖のようです。
もともとは高い木の樹冠の花や
その花に来る鳥や昆虫の観察、研究のために設けられた施設です。
キャノピーウォークウェイが設けらるその前には
ヘリで森の上を飛び、
木の上を観察していたようです。
日本の研究者がそういうヘリに乗ったまま
木にひっかかり墜落して亡くなった事故もあります。
ボルネオで一番長いキャノピーウォークウェイは
ムル国立公園にあり、400メートルです。
ただ、私はムルにも行ってますが、
地面からの高さが低いようで、
ダナンバレーのキャノピーウォークウェイのほうが、
高く感じられ、ほんとに深い森の中、
必ず霧が出ている状態なので
こちらのほうが気に入っております。