マレーシア、ボルネオ島生き物探しの旅

キノハダカマキリ

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キノハダカマキリ 1998年12月ダナンバレー

 

キノハダカマキリという名で紹介されている本があり、

絵合わせでみたかぎりでは

よく似ているのでキノハダカマキリ

ということにしておきます。

キノハダとは当然、木の肌のことで

たまたま夜の電灯にきたところの柱や手すりに

止まっているから、わかるものの

これがジャングルの木にへばりついていられたら、

まず気が付かずにとおりすぎてしまうことでしょう。

キノハダカマキリ 1998年12月ダナンバレー

 

確かにボルネオのジャングルには

木の肌そっくりのカマキリや

枯れ葉そっくりなカレハカマキリ、

花弁にそっくりなハナカマキリ、

葉っぱにそっくりなコノハムシ、

枝そっくりなナナフシなどは有名どころです。

木の葉そっくりなバッタ類もなかなかの擬態ぶりで

カマキリに負けないくらいの擬態ぶりです。

そしていま、日本の森を毎日観察しているとマメキシタバや

コシロシタバなどのガ類の擬態ぶりも

ボルネオの虫たちとも十分勝負できるくらいの擬態ぶりで

彼らも世界中の擬態昆虫のなかでも

トップクラスではないかと、思う次第です。

2014年7月12日栃木県小山市

 

全部でガが何匹いるか、わかるでしょうか。

ほかにも、日本にはナナフシやカマキリ、

葉っぱそっくりなツユムシの仲間、

葉っぱそっくりなコノハチョウ

なども擬態する昆虫としては有名どころです。

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