マレーシア、ボルネオ島生き物探しの旅

マレーシアのボルネオ島のダナンバレー、世界自然遺産キナバル公園、ムル国立公園などで出会った巨大昆虫やヘンテコな生き物、珍しい生き物、食べ物、旅のエピソードなどを紹介しています。

見どころ

東マレーシア(ボルネオ島)で昆虫観察をするにはキパンディバタフライパークがいい

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東マレーシア(ボルネオ島)で昆虫観察をするには

キパンディバタフライパークが面白いと思います。
Kipandi Butterfly Park

キパンディバタフライパーク

私自身は、ここの施設については
当初何の知識もなく、

キナバル登山の送迎車の窓に
貼ってあったキシタアゲハのステッカーで
知りました。

キパンディバタフライパーク 2012.5.23

キパンディバタフライパーク 2012.5.23

 

キナバル登山終了後の1日、
空いていた日が
あったので、急遽、運転手に
ここに行くにはどうしたいいか、
ときいたら、

RM150のエクストラチャージで
半日付き合ってくれました。

たくさんの昆虫標本がある キパンディバタフライパーク 2012.5.23

たくさんの昆虫標本がある キパンディバタフライパーク 2012.5.23

 

園内はそれほど広くないのですが、
たくさんの昆虫標本が
展示してあります。

ウツボカズラ キパンディバタフライパーク 2012.5.23

ウツボカズラ
キパンディバタフライパーク 2012.5.23

 

また、ウツボカズラやランなど
ボルネオ特産の多くの植物も
栽培しております。

中国系のチューさんという方が
個人的に始めた施設のようで

チューさんの名前のついた
チューホソアカクワガタや
チューカブトハナムグリなども
もちろんあります。

日本だと、岐阜市にある
名和昆虫博物館のような
感覚でしょうか。

1回目は、こうして昼間行って、
あとから旅行社にきいたら、
夜行って、ライトトラップに
来る昆虫を観察するツアーもあると
いうので
2回目は夜行くツアーに
参加してみました。

夜の昆虫観察ツアー

午後2時ころにコタキナバル市内のホテルに
お迎えの車がきて、
1時間半ほどドライブして
キパンディバタフライパークに到着します。

ベニハレギチョウ  キパンディバタフライパーク 2012.5.23

ベニハレギチョウ  キパンディバタフライパーク 2012.5.23

 

昆虫標本ばかりでなく飼育していて生きた南国産の
蝶を間近で観察できます。

羽化たばかりのアンフリサスキシタアゲハ キパンディバタフライパーク 2012.5.23

羽化たばかりのアンフリサスキシタアゲハ キパンディバタフライパーク 2012.5.23

 

南方系の派手な蝶は、野外では見ることができても
なかなか止まってくれず写真に撮ることも困難ですが、
ここなら生まれたてのものや
その蛹なども展示されていますので
非常に興味深いものがあります。

アンフリサスキシタアゲハ雄雌(左)、キパンディバタフライパーク 2012.5.23

アンフリサスキシタアゲハ雄雌(左)、キパンディバタフライパーク 2012.5.23

夕方になると
ふたたび車に乗って
峠のドライブインのような食堂で
食事です。

峠はさらに標高が高いのか
ガスがかかっておりました。

半そででは寒いくらいです。

峠のドライブイン  2012.6.27

峠のドライブイン  2012.6.27

 

日本とは違って、ずいぶん待たされた
末に出てきたのがこの量です。

一人分でこれだけあります。

とても食べきれるもんじゃありません。

昆虫観察前にドライブインで食事  2012.6.27

昆虫観察前にドライブインで食事  2012.6.27

 

中華料理を
ひととおり食べたあと
暗くなってきますので
キパンディバタフライパークに戻ります。

戻る途中のコタキナバル方面の夕焼けが
すごくきれいだったことをいまでも
覚えています。

戻ってすぐに、
パークの一番奥の谷から風の吹き上げる場所に
白い布を張ったライトトラップを
見るとすでに
大型のクワガタムシ数匹と
モーレンカンプオオカブトが張り付いておりました。

モーレンカンプオオカブト 2012.6.27 キパンディバタフライパーク

モーレンカンプオオカブト 2012.6.27 キパンディバタフライパーク

カステルナウツヤクワガタ 2012.6.27 キパンディバタフライパーク

カステルナウツヤクワガタ 2012.6.27 キパンディバタフライパーク

トラキクスヒラタクワガタ 2012.6.27 キパンディバタフライパーク

トラキクスヒラタクワガタ 2012.6.27 キパンディバタフライパーク

 

ダールマンツヤクワガタ 2012.6.27 キパンディバタフライパーク

ダールマンツヤクワガタ 2012.6.27 キパンディバタフライパーク

 

カステルナウツヤクワガタ
ダールマンツヤクワガタ
トラキクスヒラタクワガタなど
メインイベンターが最初から
登場です。

いずれも60mm超級の大型のものばかりで、
アドレナリン出まくりでした。

そのほかにも緑色のセミや
いろんな蛾、ハチ、ナナフシなど
が来ておりました。

大型昆虫ヤラセ疑惑

ただ、ちょっと不思議なのは、
1時間ほどいたのに
途中から飛んできたのは
セミ、ハチやガの仲間ばかりで
クワガタ類はほぼいません。

その年の「るるぶ」にも
同じクワガタの写真が載っていたり、
他のホームページでも
同じようなクワガタを
見かけたことがあることから
お客が食事に行っている間に
どうやら飼育している大型クワガタムシを
白い布に貼り付けたのではないか、という
疑惑が出てきました。

夜は、まだ1回しか行ってないので
確認できていませんが、
なんとなく、そんな感じがしております。

希望者には昆虫標本作製や
昆虫標本の持ち帰りも
できます。

以下はキパンディバタフライパークの
ホームページから
抜粋です。

キパンティ・バタフライパーク
はコタキナバルから約36キロメートルのところにあります。

ペナンパンを通ってタンブナンに行く途中にあります。

標高は700メートルでクロッカーレンジの丘に囲まれています。
非常に昆虫相が豊富な地域です。

100種以上、1500匹以上の蝶の標本があり、
アカエリトリバネアゲハやアンフリサスキシタアゲハの
標本や飼育もされています。

甲虫類は3000種以上にのぼり、クロッカーレンジ固有種の
チューホソアカクワガタなども含まれます。

植物は、500種の野生ラン、40種のhoya、
5種の口紅花、25種のウツボカズラや薬草などが
あります。

開館時間:9:00~16:00

蝶の観察には9:00~11:00が適しています。

入園料:おとな RM30、こどもRM15

 

まとめ

東マレーシア(ボルネオ島)で昆虫観察するには
キパンディバタフライパークが面白い。

希望者には昆虫標本作製や標本の持ち帰りも可能。

コタキナバル発で半日ツアーが発売されています。

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