初めてのボルネオ-その5 ダナンバレー 夜の虫たち
2016/07/26
夜の虫たち
ダナンバレーの夜のアクティビティには
ナイトドライブ、ナイトウォーク、スライド上映などがある。
ナイトドライブではクルマの荷台に
お客10人くらいが乗り、
運転席の屋根(というのかな)の上に
ガイドが乗って、強力なサーチライトで
哺乳類、鳥、クモなどを探し出し、見せてくれる。
ガイドの目のよさは信じられないほどで、
アフリカの原住民が視力3.0とか4.0とかいわれるくらいで
あるが、ボルネオのガイドたちもそのくらい、
といってもいいほどだ。
PR
こちらはガイドがライトで示しているにもかかわらず、
双眼鏡でみても、まだわからぬ、ということが
しばしばである。
そんなわけで、ナイトドライブ中に撮れる写真は
私の装備ではほぼない、といっていい。
野生のヤマネコ、マメジカ、スイロクという
鹿の仲間、ムササビ、フクロウなどが見られる。
ナイトウォークは歩きで夜のジャングルを巡る
アクティビティでどちらかというと小動物が多い印象である。
以下は出会えた昆虫の一部です。
ロビーの電話の下にいた 世界最大のガ アトラスモス。
ボルネオのジャングルは、昼でも暗いので夜はもっと暗いです。
なのでガイドのライトがなければ私もひとりで歩く気はしません。
小鳥の寝ている姿や 、夜しか活動しない生き物もいるようです。
ナイトウォークでは哺乳類、鳥類、
両生類、昆虫類と色々出てくるが
ガイドは昆虫類については、
他の動物群にくらべ、それほど詳しくないようである。
ナナフシについてはSTICK INSECT、
あとで調べたらナナフシだけでサバ州で80種以上はいるというのに。
ゴキブリはCOCKROACH、セミはCICADA、
大きいのはIMPERIAL CICADA、
緑色のセミを見せたらGREEN CICADA、まんまやないか。
巨大ナナフシ 40センチくらい、2晩事務所の壁に張り付いていた。
日本のミンミンゼミくらいのセミ、CICADAというのみ。
緑色のセミ、GREEN CICADA。
その他
カレハカマキリというのは聞いたことあるが
見たことはなかった。
夜のロビーだから、わかるものの葉っぱの上にいたら
まず分からないだろうな。
これも細かくはメダマ・・、マルムネ・・、
ヒシムネ・・と少なくとも3種は、いるらしい。
ほかにも花に似たハナカマキリ、
葉っぱに似たコノハムシもマレーシアの
どこかにはいるらしいが、まだ見たことはない。
ナイトドライブやナイトウォークの終わった後にも
トイレやロッジの明かりに集まってくる虫たちを
チェックしてまわる。
ここでも休まる暇はない。
こういうことする人は外人では見たことがない。
つづく
PR
関連記事
初めてのボルネオ その1(マレーシア) ダナンバレー コタキナバルまで
初めてのボルネオ その2(マレーシア) ダナンバレーまでの道
初めてのボルネオ(マレーシア) その3 ダナンバレー アクティビティ
初めてのボルネオ(マレーシア) その4 ダナンバレー名物タイガーリーチ
初めてのボルネオ(マレーシア)-その5 ダナンバレー 夜の虫たち
初めてのボルネオ(マレーシア)-その7 ダナンバレー 蝶とサルの楽園
初めてのボルネオ(マレーシア)ダナンバレー 最終回 テイオウゼミ後日談