世界最大級の花 ラフレシアを見に
2016/08/02
2002年5月ダナンバレーのジャングルツアーを終えて、
明日は帰国という前に1日だけ予備日があった。
このときは会社の後輩2人を連れていったので計3人である。
明日1日、どーしよか、男3人で何するの?となった。
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で、どこからの情報なのか忘れてしまったが、
世界最大の花であるラフレシアが咲いているという。
コタキナバルからクルマで往復すると1日がかりだという。
たしか、ラナウという町を通って行ったような記憶がある。
朝8時ころ、ホテルにタクシーが来て、
途中かなり標高の高い峠のようなところを通って
2時間から3時間走って、現地に着いた。
キナバル山の見える峠を越えていく。
途中、高原野菜の産地のような畑
を眺めながらのドライブが続く。
現地は普通の民家の裏庭、といった感じのところで
非常に簡便に作った木道のようなものが敷設されており
直接地面に降りることができない。
日本でいうと尾瀬の木道のようなイメージを思い浮かべていただければ、
あれほど立派ではないが大間違いではない。
ちょっと頼りない木道の上から眺める。
2002年5月 白い札はまだつぼみの状態の印。
茶色っぽいキャベツのようなつぼみもたくさん見られて、
ひとつひとつに印がつけてあった。
肝心の花は直径80センチくらいはあったろうか。
それほど大きくない花も咲いていた。
つぼみができるまでの栄養状態で大きさが決まるのだろうか。
2002年5月 木道の下の花とソフトボール大くらいのつぼみ。
このとき見たなかでは一番デカかった。直径80センチくらい。
よく匂いは臭くないか、ときかれるが、木道の上から眺めている程度
では匂いは全然気になりませんでした。
後で調べたら本当の世界最大はラフレシアアーノルディRafflesia arnoldiiという種で
一般にラフレシアと呼ばれる花のなかに
色々な種名があり、ここら辺にはアーノルディは分布していないようです。
Rafflesia arnoldiiは、スマトラとボルネオ南西部に生育し、
サバ州には残念ながらRafflesia arnoldiiの生育地は発見されていないという。
ラフレシア属の3種、Rafflesia keithii, R. pricei, R. tengku-adliniiは
分布するので、ここで見たラフレシアはR.keithiiのようです。
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