マレーシア、ボルネオ島生き物探しの旅

マレーシアのボルネオ島のダナンバレー、世界自然遺産キナバル公園、ムル国立公園などで出会った巨大昆虫やヘンテコな生き物、珍しい生き物、食べ物、旅のエピソードなどを紹介しています。

動物

マレーシアの世界遺産グヌンムル国立公園の洞窟から出るコウモリの脱出劇 BAT EXODUS 2017.2.15

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はじめに

マレーシアの世界遺産グヌンムル国立公園では、

ほぼ毎日、夕方になるとディア洞窟というところから

数百万匹といわれるコウモリが飛び出していきます。

洞窟から飛び出したコウモリの塊は

輪になったり、龍のようになったりして、

洞窟を離れていきます。

その様子を龍が躍っているようにみたてて

ドラゴンダンスといいます。

ドラゴンダンスを見るには、
ディア洞窟とラング洞窟のツアー(RM35)に

参加するか、

自分だけで公園本部から片道3.8Kmのジャングル歩きをして、

コウモリ見学広場まで行くか、です。

初めて行った2012年は旅行社お任せで

すでにツアーの中に組み込まれておりましたが、

今回2017年2月は、自分ひとりで行ってみました。

ディア洞窟までの道

ジャングルの中の木道をひたすら歩いてコウモリ見学広場まで行く。↓↓↓

行きは50分かかりました。

ディア洞窟への道

 

ディア洞窟まで300m、公園本部まで3.7Kmの道標 ↓↓↓

ディア洞窟道標

 

ディア洞窟入口 ↓↓↓

普段はゲートが閉まっている。

ツアー参加者だけが、洞窟内に入れる。

洞窟内はコウモリの糞の異臭がします。

ディア洞窟入口

 

コウモリ見学広場でコウモリのお出ましを待つ人々 ↓↓↓

コウモリ見学広場

 

広場から見るディア洞窟 ↓↓↓

真ん中辺の黒い穴からコウモリが出てくる。

ディア洞窟

 

コウモリのお出まし BAT EXODUS

コウモリが出てきました。↓↓↓

川の流れのように、コウモリが流れていきます。↓↓↓

龍の踊りのようにも見えます。ドラゴンダンス。↓↓↓

 

アップにするとこんな感じです。↓↓↓

スゴイですね。↓↓↓

 

動画 ドラゴンダンス

動画も撮ってみました。

 

 

公式ホームページにかいてあること

ムル公園の公式ホームページはこちらです(英語)

BAT EXODUS

このページに書いてあることは以下のとおりです。

グーグル翻訳をつけておきますが、
明らかにおかしなところは、
(  )内に私の注を入れておきました。

The 3.8km (one way) walk is
on a raised plank walk through the lush forest
and alongside rushing rivers,
takes about 45 minutes until the bats observatory area.

緑豊かな森林を通り抜けて
隆起した川の上を歩く3.8km(片道)
の歩行は、
バットの観測所まで約45分かかります。

(片道3.8Kmの木道歩きは川沿いのジャングルを通っていきます。
コウモリ広場まで45分かかります。)(私は50分かかった)

Twelve species of bats have been recorded within
Deer Cave, including the colony of Wrinkled-Lipped Bats
estimated to number between 2.5 and 3.5 million individuals.

死者の洞窟には、2.5~3.5百万人の数に
見積もられた皺崩れしたコウモリの
コロニーを含む12種のコウモリが記録されています。

(Deer Cave:ディア洞窟

Wrinkled-Lipped Bats :ヒダクチオヒキコウモリ

ディア洞窟では
250万~350万匹といわれるヒダクチオヒキコウモリの
コロニーを含む12種のコウモリが
記録されています。)

 

Expectations build as the sun moves towards the horizon
and the Bat Hawks take up their roost on the cliff face,
waiting for the first of the millions of bats to appear.

太陽が地平線に向かって移動し、
バット・ホークスが数百万のコウモリが
現れるのを待って、
崖の上を歩いていくことで、
期待が高まります。

(the Bat Hawks :コウモリダカという、コウモリを餌とする鷹

太陽が地平線に落ち、数百万匹のコウモリが出てくるのを待ちながら、
コウモリダカが崖の上にねぐらをつくるころ
期待が高まります。)

 

コウモリを餌とするコウモリダカ  2014年2月 ↓↓↓

コウモリダカ、ムル

 

Each evening the bats gather at the cave entrance
in large ring-shaped formations,
circling higher and higher up
the cliff face before moving out
across the rainforest in spiraling ribbons.

毎晩、コウモリは洞窟入り口に
大きなリング状の造形で集まり、
リボンを螺旋状に巻い
て熱帯雨林の向こう側に
出て行く前に、
崖の上を上空と上がります。

 

It has been estimated that
nightly each bat consumes
between five and ten grams of flying insects.

毎晩、各バットは5~10グラム
の飛行昆虫を消費すると推定されている。

This means that 3 million bats
will return in the morning to deposit
a huge amount of guano in the cave
and provide a unique ecosystem,
home to millions of insects and their predators.

これは、洞窟に膨大な量のグアノを堆積させ、
ユニークな生態系を提供するために、
300万個のコウモリが午前中に戻ってくることを意味します。
何百万人もの昆虫とその捕食者の本拠地です。

(グアノ:コウモリの糞
300万個:300万匹
何百万人:何百万匹)

The bats leave the cave on most evenings
between 5.30pm and 6.30pm but
on rare occasions do not leave at all.

コウモリは午後5時30分から
午後6時30分まで殆どの夕方に
洞窟を離れるが、まれにまったく離れることはない。

Even more rarely they sometimes leave
as early as 4.30pm and are believed to travel up
to 100 Kms from the cave before they return in the early morning.
Their “cruising altitude” to their feeding areas is
around 3500 metres at up to 75 km/h.

さらにまれに、午後4時30分に早く出発し、
早朝に帰る前に洞窟から100キロメートル
まで移動すると信じられています。
?? 彼らの給餌エリアへの彼らの
「巡航高度」は約7500km / hで約3500メートルです。

(高度約3500mで、時速75Km以上で餌場までむかう。)

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