マレーシア、ボルネオ島生き物探しの旅

マエアカクマゼミ

スポンサーリンク

マエアカクマゼミ
2002年5月 ダナンバレー

学名:Cryptompana aquila

先般紹介した、ミンミンゼミのようなセミとは明らかに翅の立ち具合が異なります。

頭から胸にかけての黒々したテカリ具合は日本のクマゼミとも共通する特徴です。

写真がこの1枚しかないのでよくはわかりませんが、

前翅の一部が褐色になっており、
日本のクマゼミとは翅だけみるとかなり異なった印象を受けます。

クマゼミの仲間はクマゼミ族Cryptoympanini、

クマゼミ属Cryptoympanaに属し、東南アジアを中心に

44種がいるそうです。一部は東アジア、インド、スリランカまで分布しているということです。

日本のクマゼミはCryptoympana facialisといい、この仲間で主に西日本に生息しております。

ちなみに管理人の住まいがある栃木県小山市ではあまりいませんが、
1か所だけ声が聞こえる場所があります。

参考書 「世界のセミ200種」 大阪市立自然史博物館発行2007

スポンサーリンク