マレーシア、ボルネオ島生き物探しの旅

ミドリゼミの一種

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ミドリゼミの一種 
2002年5月 ダナンバレー

ミドリゼミの一種 
2002年5月 ダナンバレー

ミドリゼミの一種 2012年6月27日 キパンディバタフライパーク

ミドリゼミの一種 2012年6月27日 キパンディバタフライパーク

ミドリゼミの一種 2012年6月27日 キパンディバタフライパーク

 

ミドリゼミ亜族 Dundubiaria
ミドリゼミ属 Dundubia

Dundubia aerata (和名なし)体長32mm が
世界のセミ200種」にはボルネオ産の標本として
記載されています。

大きさは日本のツクツクホウシよりちょっと大きいくらいです。

背中にある白い紋も2002年の写真では見にくいですが
よく見ると見えます。

この図鑑ではツクツクホウシの大きさは26~33mmと
なっているので大体は合っていそうです。

でも地図をよくみると北ボルネオ地区は空白になっており、
細かく見ていくとこれにあたるのかは微妙なところです。

ダナンバレーはぎりぎり分布域に入るのかもしれません。

ほかにもミドリゼミ属ではDundubia vaginataがボルネオにいることになっているが、

こちらは体長が42mmもあるため、このコとはちょっと違うように思います。

ガイドにも聞いてみたんですが、GREEN CICADA(ミドリゼミ)と
いうくらいで、まんまやないか!

ほんとにガイド?といいたくなるくらいです。

種名や属名を言っているようには
ても思えず、緑色のセミと言っているだけのように感じました。

この写真をよくみてもらうと目の色が緑ではありません。
ほかに目まで緑のミドリゼミも別の機会にみたことが

ありますので、少なくともミドリゼミの仲間は私が確認しただけで2種はいます。

それぞれがどんな学名か、現地名か、はわかりません。

そして、これらの写真だけみていると、眼が茶色のコはお尻がとがっている写真しかなく、

眼まで緑のコのメスではないかとの、うたがいも頭をもたげてくるのです。

いまとなっては腹側の写真が2種類ともないため、同種のオスとメスの可能性も否定しきれません。

次回チャンスがあったら、どのコも腹側の写真をとり、
大きさもわかるようにスケールと一緒に写真を撮っておく必要があります。

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