マレーシア、ボルネオ島生き物探しの旅

マレーシア、ボルネオのセミの声 集めてみました

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マレーシア国内のいくつかの場所で

セミの鳴き声を集めてみました。

まずは、動画をクリックして

いろんなセミの声をお楽しみください。

環境により、鳴いているセミの声が違うことが

わかります。

環境は、熱帯雨林のジャングルの中、

昼間と夜、

海岸のマングローブ林、

都会に近いバードパークなどです。

鳥やカエルの声が聞こえるときもあります。

ただし、いずれも、

動画は声だけでセミの姿は写っておらず、

セミの名前、種類はわかりません。

また、一部、姿を撮った写真がありますが、

その姿と声の主とが一致しません。

クロテイオウゼミの姿ありますが、

声は録音できていません。

一度だけ聞こえたけど、録音できなかった。

 

それぞれの場所の地図

グヌンムル国立公園 ボルネオ島サラワク州

ムル山は標高2376mですが、公園本部付近は250m以下です。

夜の鳴き声を録ったDeer Caveあたりは、250mくらいです。

全体的には熱帯雨林のジャングルです。

地図検索ワード:Gunung Mulu National Park

バコ国立公園 ボルネオ島サラワク州

地図を一目、見ればわかるように

海の近くです。

マングローブ林と少しだけ内陸のジャングルで録りました。

地図検索ワード:Bako National Park

コタキナバルウェットランドセンター ボルネオ島サバ州

コタキナバル市内からタクシーで10分程度です。

海の水が入り込む汽水域で

基本的にはマングローブの林です。

干潟の鳥も見られます。

地図検索ワード:Kota Kinabalu Wetlands Centre

キャメロンハイランド ブリンチャン山 マレー半島北部

キャメロンハイランドは、

マレー半島のクアラルンプールから北に約100km、

バスで4時間かかります。

タナラタの町が標高1800m、

夏でも涼しく、マレーシアの軽井沢とも呼ばれ

日本人コミュニティもあります。

ブリンチャン山は、そこからさらに

上って、2000m以上です。

タナラタには、世界最大のセミ、テイオウゼミが

いるというので行ってみましたが、

この時は会えませんでした。

地図検索ワード:Gunung Brinchang

クアラルンプールバードパーク マレー半島南部

クアラルンプール市内のバードパークですが、

この映像は、正確にはオーキッド & ハイビスカス・ガーデンズです。

すぐ隣なので、大勢に影響はありません。

地図検索ワード:KL Bird Park

シンガポール植物園 マレー半島最南部

シンガポールは、

一時マレーシアに属していた(1965年以前)

こともあるくらいで、

地理的にはマレー半島南端から

海(ジョホール海峡)を隔てた島で、

マレー半島の一部の

ようなもんです。

地図の縮尺を+-で変えてみると

よくわかります。

シンガポール自体が島なので標高は高くありません。

地図検索ワード:Singapore Botanic Gardens

グヌンムル国立公園のセミの声

公園本部の前で鳴いてました。
金属性の声とクマゼミのような声が聞こえます。

ロッジの前で聞いたセミの声です。
クマゼミのような感じです。

グヌンムル国立公園 セミの声や鳥の声 日中

グヌンムル国立公園レストランで聞く セミの声

グヌンムル国立公園 日が暮れてからのセミの声


 

セミの姿 グヌンムル国立公園

クロテイオウゼミとミドリゼミの一種、大きさの違い
がよくわかります。

 

クロテイオウゼミとミドリゼミの一種、大きさ比較 ↓↓↓

電池は単3です。

クロテイオウゼミとミドリゼミの一種

 

クロテイオウゼミ姿

 

クロテイオウゼミ とビール缶 ↓↓↓

クロテイオウゼミ
2017.2.15
グヌンムル国立公園

 

クロテイオウゼミ大きさ

 

クロテイオウゼミの声
豆腐屋のラッパのような声です。
夕方6時ころ鳴くので6時ゼミともいわれます。
この画像のみ、ほかの方のものです。
ダナンバレーには3回行ってますが、
まだ自分で録画するには至っていません。

次回行ったら必ず録ってきます。

 

食堂に飛んできたミドリゼミの一種 ↓↓↓

ミドリゼミの一種
2017.2.15 グヌンムル国立公園

 

ストロボ使うとこんな色に ↓↓↓

ミドリゼミの一種
2017.2.15 グヌンムル国立公園

 

ミドリゼミの一種大きさ

 

 

 

おまけ、雨の音

ジャングルに降るスコール、雨の音

バコ国立公園のセミの声

バコ国立公園の海岸近くの林、マングローブと他の樹種で鳴くセミの声

バコ国立公園のマングローブ林で鳴くセミの声

バコ国立公園のマングローブ林で鳴くセミの声

バコ国立公園のマングローブ林で鳴くセミの声

バコ国立公園のジャングル内、海からは数十メートル

バコ国立公園のジャングル内、海からは数十メートル
金属性の鳴き声

 

 

コタキナバルウェットランドセンターで聞いたセミの声

コタキナバルウェットランドセンターは、

コタキナバル市内からタクシーで10分くらいです。

海の水が入り込む汽水域の生態系があり、

マングローブ林が発達しています。

干潟の鳥やマングローブ林で暮らす生き物が豊富です。

蚊は多いので、長ズボンがおすすめです。

半ズボンで行ったら、メチャ刺されました。

これがその声の主の姿です。

日本のツクツクボウシくらいの大きさです。 ↓↓↓

マングローブ林のセミ 
コタキナバルウェットランドセンター 2017.2.14

 

キャメロンハイランドのセミの声

キャメロンハイランド自体が標高1800メートルで、

ブリンチャン山はさらに上がって約2031メートルです。

キャメロンハイランドブリンチャン山

キャメロンハイランドブリンチャン山

 

キャメロンハイランドの

ホテルの廊下に落ちていたセミ ↓↓↓

声はわかりません。

日本のツクツクボウシに似ています。

キャメロンハイランドで出会った小さなセミ 2017.7.3

 

 

クアラルンプールバードパークのセミの声

クアラルンプールのバードパークで
聞いたセミの声です。

 シンガポール植物園のセミの声

マレーシアでは、ありませんが、

マレーシアのすぐ近くなので

一緒に載せときます。

金属性の鳴き声が聞こえます。

日本国内のセミ

日本全体でセミは35種1亜種います。

今住んでいる長野県山ノ内町湯田中温泉は

標高600mで、

次のようなセミがいます。

ハルゼミ、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、

ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、エゾゼミ、

山に行くとエゾハルゼミ、です。

ハルゼミの声 ↓↓↓

関西で猛威をふるっているクマゼミは、いません。

以前住んでいた栃木県小山市では、

つぎのようなセミがいます。

ハルゼミ、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、

ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、クマゼミ。

セミの常識 鳴くのはオスだけ

小学生から昆虫少年の私には

常識だと思っていたことが

そーでもない、ことを知りました。

それは、セミのなかで鳴くのはオスだけ、

ということ。

鳴いているから、オスだ、と判断します。

メスは鳴きません。

このことは、日本だけでなく、

世界共通だと思っています。

まとめ

マレーシア国内の数か所で聞いたセミの声を

まとめてみました。

セミの名前、姿はわかりませんが、

環境により鳴き声がかわり、住んでいるセミの種類も

かわることがわかります。

同じマングローブ林でも、

バコ国立公園とコタキナバルウェットランドセンターとでは

鳴き声は異なるような気がします。

同じバコ国立公園内でも、

マングローブ林とジャングルの中とでは

声が違い、声の主であるセミの種類も

違います。

日中と夜と、でも鳴くセミの種類が異なります。

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