マレーシア、ボルネオ島生き物探しの旅

ボルネオゴモリドラゴン  Gonocephalus bornensis

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2002年5月 ダナンバレー

2002年5月 ダナンバレー

背中側からみるとほとんど溶け込んでる。

英名:Bornean Angle-headed Lizard  

学名:Gonocephalus bornensis

ボルネオ固有種。30センチくらい。

ダナンバレーのトレイルを歩いていると木の肌そっくりのトカゲのような物が

ササッと動くとやっとわかる。

2002年5月 ダナンバレー

じっとしているときはほとんど木に同化してしまって、なかなか気づかない。

かなり鋭い歯を持っているようなので、

昆虫類でもカブトムシのような固い虫もムシャムシャ食べてしまうのだろうか。

そして、一方では、これほどのカムフラージュをしてまで、

森のなかにいるということは敵も相当数いるのだろう。

2002年5月 ダナンバレー

鳥類や自分より大きな爬虫類(ヘビとか)、

哺乳類などにもねらわれるのかもしれない。

枯葉そっくりのバッタや青い葉によく似たクツワムシの仲間や

枯葉のようなカマキリなど、

ジャングルの中はみんな騙し合いの世界のようです。

2002年5月 ダナンバレー

今日は人間にたまたまみつかってしまったけど、

ここまで生きてきたこと自体相当のエリート集団ということになる。

まだしばらくは騙し合いをしながら、

したたかにみんな生きていくのであろう。

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